Q 1.JSMR(業務用無線)はどこで、誰が、何のために使うのでしょうか?
 
    A. JSMRは仕事で使う無線機です。このため“はたらく無線”と呼んでいます。

どこで. . . . :仕事に関するあらゆる現場です。たとえば、車を使用すること が多い仕事であれば宅配便、資材運搬、営業、メンテナンス、バス、タクシー他など。歩くことが多い現場であれば建設等の工事、工場、イベント、警備、遊園地、行政、防災などなど掲げたらキリがないほど様々な仕事場で使われています。

誰が . . . . . :一般企業、公共事業、地方公共団体等ではたらく皆さんです。業務用ということで特殊な資格や技術が必要とされるのではないか、と思われがちですが、無線機を使う人は皆さんごく一般の方々です。パートタイムではたらく主婦の方が職場の無線オペレータをされている例が数多くあります。

何のために. . .:仕事の話しをするためです。外出している社員と話しができる内線電話と考えるとわかりやすいです。ここが趣味の無線と違うところです。
 
Q 2.携帯電話とJSMR、どのように違うのでしょうか?
 
    A.無線を使用するという点では共通点があります。根本的にどこが違うかというと、

●携帯電話は公衆通信として誰もが自由に利用できます。
利用者は個人です(プライベートユース)。
通信相手は不特定自由です。
利用場所はほぼ国内全域です。

●JSMRは自営通信( 業務用無線)として利用者自ら無線局免許を取得して自己管 理することが義務づけられています。いわば自前の通信設備を持つということになります。
利用者(無線局免許人)は企業などの法人や官公庁です。
個人的(趣味等)には使用できません。
通信相手は自社内の無線機同士及び業務提携関係にある他社の無線機。
全国で利用できますが、予め登録された中継局のサービスエリアで使えます。
通信範囲は利用する中継局から半径15〜60km(地域によって異なる)です。

●携帯電話はいつでも、どこでも、だれとでもというキャッチフレーズのとおり、 大変便利です。料金体系は通話時間と区間距離計算で支払う従量課金となってい ます。時間あたりの通話料金は一般電話より高い設定となっていますので、長電 話の方や、利用頻度の高い方にはつらいのではないでしょうか。
通話方法は個人対個人(1 対 1)が原則です。企業で使用する場合には事務所から携帯電話にかける比率が高いので通話料金が気になるところです。

● JSMRは企業内無線電話装置ともいえるもので、利用料金は定額の月額固定料金 です。いわゆる通話料金というものはありません。基本的には固定料金だけで す。通話方法は全員参加の一斉通信、部所単位参加のグループ通信、1 対 1の個 別通信を使い分けることができます。仕事で使う目的に限定していますので、企 業にとってはコスト計算が容易にでき、自社内に限定した通信手段が構築できま す。

●携帯電話は日本全国どこにでも持って行き使うことができますが、JSMR では企 業の事務所(本社、営業所、出張所など)を基点として利用します。事務所に近 い中継局に加入し、通話エリアを特定してお使いいただけます。このように使用目的、利用者、管理方法が異なるほか、使用する無線端末(携帯電話機、無線機)の機能などが違います。
 
Q 3.JSMRは日本全国で利用できますか?
 
    A.全国主要都市103地域に中継局が設置されていますので、ほぼ全国各地域で利用で きます。ただし、通話エリアは各地域内に限定されます。
 
Q 4.JSMRは携帯電話のようにアナログ方式とかデジタル方式があるのでしょうか?
 
    A.業務用無線の世界にもデジタル化が急速に進んでいます。JSMRでは関東、東海、関西地区でサービスしています。従来のアナログでは基本的に1つの中継局を利用し、通話エリア を限定して使いますので地域密着型といえます。
デジタル ではより広域でご利用いただけるようにサービス地域内の中継局を高速専用デジタル回線で接続し、ネットワークを構成しています。このことにより、例えば、関東地区であれば関東一 円どこに移動しても利用できるようになっています。商圏が広い企業に最適です。
また、使用する無線機の機能も ネットワーク利用に合わせた内容となっている点 がアナログとは異なります。通話方式も、将来的には携帯電話と同じように ハイハイ、モシモシ というような同時通話を可能とするほか、一般電話網との接続通話も計画しています。
デジタルの料金体系では全無線機の平均通話時間(月間)が一定時間内であれば固定料金ですが、これを超えると段階的に加算されます。現在の状況では全利用者の99%はこの固定料金の範囲で使用されています。 なお、関東地区でサービスが開始されたNEXNET(ネクスネット)サービスは、お客様のニーズに合わせた豊富なメニューが用意されています。電話としてのご利用やデータ通信にも対応しています。
 
Q 5.JSMRで使用される無線機にはどのようなものがあるのでしょうか?
 
    A.JSMRの無線機には事務所に固定して使用する基地型(外部アンテナ工事が必要です)、自動車(乗用車、トラック等)に搭載する車載型、自由に持ち運べる携帯型があります。
詳しくは問合せ先にe-mailでお送りいただくか、叉はモトローラ(株)のホームページをご覧ください。
(JSMRシステム紹介ページのJSMR活用法をクリックするとリンクされます)
 
Q 6.JSMRを使う場合、操作資格のようなライセンスは必要でしょうか?
 
    A.以前は特殊無線技士の資格を有した無線従事者の資格所持者を必要としていましたが、現在は何ら資格を有していなくても利用できます。
 
Q 7.JSMR は無線局の免許が必要でしょうか、また、免許を取得するにはどうしたらよいでしょうか?
 
    A.ご利用にあたっては無線機を購入される販売店が無線局免許の取得からJSMR への加入登録などすべての手続きをサポートしますのでご心配いりません。免許の申請に際しては印紙代(実費)と少額の手数料が必要です。
 
Q 8.JSMRはどこに行けば相談や無線機の購入、加入手続などができるのでしょうか?
 
    A.JAMTA事務局、叉はモトローラ(株)のホームページで販売店をご案内していますので参考にしてください。
(JSMRシステム紹介ページのJSMR活用法をクリックするとリンクされます)